令和2年5月21日
富桜会会員 各位
富桜会会長 佐藤喜美子
(コロナ対応に)富桜会から大学への緊急支援をしました
同窓生の皆様に、会報:桜前線をお届けして、はや1か月になりますが、コロナ感染拡大防止策に伴う自粛生活の日々をお送りのことと推察いたしております。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
さて、新型コロナウイルス感染の終息が未だ見えない中、県立大学は授業を5月7日より、ようやくスタートしています。学生は大学に入れず、対面授業ができないため、授業はオンライン、遠隔授業等々により工夫をしているようです。
しかし、現状学生のおかれている環境に差異があること、WiFiがない学生、携帯だけで授業を受けざるを得ない学生等々が居ることがわかり、さらに、基金奨励賞の応募がなかったら、このお金を今の状況克服のために融通してもらえないかという相談を学生厚生委員長より受けたこともあり、この件について、早速、同窓会事務局7名と執行部の皆様と相談をいたしました。
その結果、学習環境の整備や学びの保障という視点から、上のような学生に対し早急に対処する必要があると判断し、富桜会として支援をしようという考えがまとまりました。
そこで、基金奨励賞は継続で大事にしながら、基金からではなく、特別会計から100万円を、大学に寄付金として振り込みました。早速、大学は学生貸与の為のPC購入と、学生が在宅で必要な図書館の本などの郵送代に使っているとのことです。これにより、県立大学の授業が、少しでも多くの学生に、円滑に受けられるようにと願うばかりです。
このような緊急事態ですので、総会で会員の皆様の了解を頂くこともできず、執行部との相談の上大きな決断をさせて頂きましたことを、事後になりましたが、同窓会ホームページ掲載という形で報告させていただきます。
どうか会員の皆様にご理解を賜りたくよろしくお願いいたします。
結びに会員の皆様のご健康とご多幸を祈るとともに、一日も早いコロナ終息を願います。