富桜会キャリア名簿作成について
1 趣旨
富桜会会員は、母校卒業以来その専門性を活かして、様々な形で社会に貢献している。同窓生の活躍は県立大学の発展に多様な形で寄与できるものと考えられる。
女子短期大学の同窓生は、1期生は70歳を迎え、社会的には一線を退きその経験知を後輩に伝える役割を負う年代になる。後輩たちは社会の中核として様々な分野でリーダー的役割を果たし、中堅として活躍している。また、県立大学飯田キャンパス同窓生は、1期生はいよいよ30歳代に入り活躍が期待されるところであり、今年度は9期生が卒業し社会人となる。
富桜会は両大学をつなぐ同窓会という性格を持つことから、県短時代の同窓生の職業や社会的活動のキャリアデータを収集し、新生なった母校の発展に寄与したいと考える。また、様々な人材を把握し今後の富桜会活動の充実発展にもつなげたい。多くの会員に活動に参加してもらうことで、富桜会への関心を拡げ、母校愛が育まれるものと思われる。
2 目的
(1)大学発展への寄与
大学の研究活動、地域連携、学生の就職活動・研究活動等に活用する。
(2)富桜会活動の充実発展
役員体制、支部活動、総会実行委員会、各種委員会活動への協力依頼、会員相互の連携に活用する。
3 会員名簿の現状
会員同士の連携並びに学生支援のため、最新名簿の発行が求められるところだが、会員名簿は平成14年3月31日発行(創立35周年記念出版)以来、発行されていない。個人情報の開示には課題も多いため現状では発行は困難と考えている。会員名簿は会員への連絡(会報等の発送)の目的で事務局が厳重に管理しており、氏名、住所、電話番号は全会員の7割程度が把握されているが、勤務先等の記載はほとんどない。
4 キャリアデータについて
(1)内容
職業、社会的活動、専門的技能や趣味等の分野で活動されている方、またはそうした経歴をお持ちの方に、その内容を提供して頂く。
□職業分野
・一般企業関係(製造分野、販売分野、情報流通分野、金融関係、報道関係、観光関係、その他)
・公務員行政職関係(国、県、市町村等の行政、福祉職、その他)
・福祉関係(保育所、高齢者福祉施設、障害者福祉施設、その他)
・教育関係(公立・私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、その他)
・その他(自営業、芸術関係、等)
□社会的活動分野
・地域役員関係(議会議員、県・市町村委嘱の各種委員、民生委員、児童委員、その他)
・ボランティア関係(地域活性化、福祉活動、環境保全、その他)
□専門的技能や趣味等の分野
・専門技能(各種認定資格、研究テーマ、等)
・趣味、同好サークル(書道関係、音楽関係、文芸関係、アート関係、等)
・その他(海外在住経験、富桜会会員の会、等)
5 調査及び管理、活用方法
(1)情報収集の方法
・総会、支部会、クラス会等で調査協力を依頼し、情報提供していただく。
・ホームページに掲載して周知し、協力を依頼する。
・大学キャリア支援センターや教職員と連携して、県大生の情報を収集する。
(2)調査の期間
28、29年度の2年間で作成し、以後は、継続的に改定する。
(3)名簿の管理、活用方法
・大学及び学生に情報提供することを調査票に明記し本人の承諾を得る。
・調査票を項目別に紙データでファイルし、必要に応じて電子データ化する。
・同窓会室で厳重に保管し、必要に応じて大学、学生、同窓生に情報提供する。
以上
2016.11.27 富桜会